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Jack
& Linda Hutton 「赤毛のアン」の作者として有名なL.M.モンゴメリ。彼女が1922年の夏を家族とともに過ごしたのは、トロントから200キロほど北にあるムスコカ地方のバラという小さな村だった。モンゴメリは、バラの自然をたいそう好み、後にここを舞台とした小説「青い城」を著した。 この村には、現在モンゴメリを記念するバラ博物館がある。地元のジャック ハットン氏と奥さんのリンダさん運営の小さな博物館は、今夏で開館5周年を迎えた。 8月16日には、恒例「アンそっくりさん」大会が催され、今年は14人もの「アン」候補の女の子達が近隣都市から集まった。みんな麦藁帽子に三つ編み、そして長めのコットンドレスがトレードマーク。カメラ片手のお父さん、お母さん達が見守る中、審査がスタート。 2年前に「アン」に選ばれた赤毛のステファニーちゃん(12歳)が、今年は審査員のひとりとして活躍。女の子ひとりひとりに「あなたは自分のどんなところが 'アン' に似ていると思う?」と尋ねていた。「赤毛のアン」に出てくる女性教師にあこがれるという女の子がいたり、なかには、「アン」には興味ないのという子もいて、ステファニーちゃんは困り顔。 4人の審査員が時間をかけて選んだのは、つけぼくろならぬつけソバカスに、赤毛のかつらを付けて登場したシャネルちゃん(10歳)。写真撮影に熱心な大人たちを前に、にっこりとうれしそう。ヒマワリの花を思わせる明るい笑顔が印象的だった。 金髪を赤く染めて審査員をうならせた昨年の優勝者エミリーちゃん(10歳)から、参加者全員に記念品が贈られた。 ハットン夫妻手作りの催し「アンそっくりさん」大会。今年もあたたかい雰囲気のなか、その幕を閉じた。さて、黒髪のあなたは、来年あたり「アン」の腹心の友「ダイアナ」姿で参加してみてはいかがかな? (この小文は「オーロラ」1997年秋号に掲載されたものです。) |
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