2001年、ノーヴァルのモンゴメリ・クリスマス


ノーヴァルのル−シー モード モンゴメリ ガーデン
昔の衣装を着てタウンクライヤーに扮したクロフォード氏と現在の町長キャシー・ギャッスルさん。


モンゴメリの夫ユーアン・マクドナルド牧師が務めた長老派教会


クローフォード家所有のモンゴメリ手書き料理帖

2001年11月24日の土曜日。1926年から35年にかけて、L.M.モンゴメリが暮らしたオンタリオ州ノーヴァル村にて、恒例のモンゴメリ・クリスマスが催された。例年モンゴメリの誕生日(11月30日)前後の週末に行われており、今年で何と9回目である。

いつものようにグエルフ大学生Benを誘って、おかかえ運転手Jasonとともにレンタカーでノーヴァルへ。晩秋とはいへ、とてもあたたかくドライヴ日和。

Lucy Maud Montgomery Garden近くに駐車。庭は、どの花も既に枯れて寒々とした趣きだった。この庭から歩いてすぐのところにモンゴメリの夫ユーアン・マクドナルド牧師が務めたNorval Presbyterian Church(ノーヴァルの長老派教会)と、モンゴメリ一家が暮らした牧師館がある。

以前は、牧師館のダイニング・ルームにてボランティアによるお茶のサ−ヴィスがあったが、今年の牧師館はひっそり。ドアにリースなどのクリスマスの飾り付けも何もなかった。村の人の話によると牧師さん御一家は引っ越されたそうだ。新しい牧師さん御一家が来られるのかどうか、聞き損ねてしまった。

午前10時から午後にかけて、ノーヴァルのいくつもの教会にてバザーが開かれた。St. Paul's Anglican Church、Norval United Church、および、長老派教会では、それぞれ教区の御夫人たちの手づくりの品々がテーブルにところ狭しと並べられていた。レース編みのテーブル掛け、手編みのセーター、靴下、編みぐるみ、かわいらしいクリスマスツリーの飾り物、クッキーやケーキなどおいしそうなものもいっぱい。長老派教会の地下室のバザーで、私は、パグの縫いぐるみを一つ買い求めた。

おしゃれなCanoe Country(カヌー・カウントリー)のアウトドア−・ショップでは、Lucy Maud Montgomery Gardenでとれた種やモンゴメリの本などが販売されていた。お店の2階でセーターを見てたら、サンタに扮した地元の若者が「メリー・クリスマス!Ho Ho Ho!」と声をあげて歩いて来た。すると、その後ろに子供達が笑いながらくっついている。この日、彼等は楽しそうに村の中を歩き回っていた。

村はずれにあるモンゴメリの親戚にあたるデリカテッセンCrawford'sでは、モンゴメリの手書きの料理帖が展示されていた。顔馴染みのCrawford'sの経営者のクローフォードご夫妻とおしゃべり。ご夫妻お薦めのモンゴメリのレシピどおりに作られたクリスマス用のフルーツケーキなどを求めた。

それから、今日は特別にこのお店でアン関連の品々を販売していたバラ博物館のリンダさんと会えたので立ち話。お店の一角ではサイン会があり、先月リースクデールでも会ったアレギザンドラとエリザベスさんと再会。クローフォード夫人がわざわざ我々のためにクッキーとお茶をサ−ヴィスしてくださったので、テーブルを囲んでおしゃべりできた。

この日の催し自体は、前年に比べて規模が小さくなった感がある。モンゴメリの暮らした牧師館が、今や暖炉の火も落ちてひっそりしていたからに違いない。

(2001年11月)

コピーライト 梶原由佳、一番上の写真提供Kathy Gastle、他2枚写真撮影D.Jason Nolan

 

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