北米図書館今昔ものがたり

July 31, 2004

PhDの最終論文執筆中のZさん。論題はカナダ図書館の歴史関連。20世紀の初めの頃、アメリカでは白人黒人は図書館内でも分けられていたそうだ。カナダではそういうあからさまな黒人差別傾向はなかったようだが、男女差別傾向は明らかにあった。選書は男の子向け優先。女の子の読書は趣味程度と判断され、小説やロマンスものが多く、将来がある男の子の場合は勉学にも役立つ図書を選別して与えるなどの差があったそうだ。
それから、一昔前の司書は女ばかり(現在も女性の職と認識されているが)、以前はレズビアンも多かったなどなど。統計資料がとれない噂話はたっくさん仕込んだらしいZさん。こういうお話は信憑性はともかく聞いている分にはおもしろい。

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Guide to Canadian Children’s Books

July 30, 2004

日本在住の教授さん達からカナダ児童文学に関するお問い合わせがここ数日続いている。そこで、ここでもカナダの児童文学に関する資料本のひとつをご紹介。トロント公共図書館の司書で児童文学作家でもあるKen Setteringtonと、98年以来トロント・スター紙にカナダ児童書の書評を執筆しているトロント大学教授Deirdre Bakerが、その豊富な知識を披露して過去の書籍(英語で書かれたカナダ児童文学作品)を幅広く紹介している。研究者必見の書。
A Guide to Canadian Children’s Books in English
Deirdre Baker and Ken Setterington
McClelland & Stewart
Hardcover | April 2003 | $34.99 | 0-7710-1064-8 | 360 pages

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飛鳥童さん

July 29, 2004

トロント郊外にお住まいの絵本画家、飛鳥童さんがオズボーン来訪。著名な方がお見えになるといつもそうだが、スタッフ一同テンション高まる。高円宮妃殿下の文章に飛鳥さんが絵を描かれた絵本「氷山ルリの大航海」は、98年の初版から現在では十数カ国語に翻訳されて出版されているそうだ。
韓国語版と中国語版、そのうえ同絵本の原画展の貴重なパンフレットや目録なども寄贈していただいた。
我々スタッフに絵本製作の裏話など、たいへんきさくに話してくださった。
飛鳥さんから個人的に頂いたサイン入りの『Aska’s Sea Creatures(ダブルデイ社)』はわたしの宝物であります。

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パン屋にすずめが…

July 28, 2004

出勤途中に、お気に入りのチャイニーズ・ベーカリーへ豆腐のサンドイッチを買いに行った。ここは元気がよすぎるというのか、ちょっとコワイというのか、どでかい声で注文をとるお姉さんがいる。店内で順番待ちしてたら、窓ガラスに触れるところに置いてある大きい観葉植物の鉢のあたりから、ぱたぱたと音がする。どうやら小鳥が行き場をなくして慌てとまどっているようす。すぐ隣に立っていたおじさんが、おやおや困ったねといった表情でわたしを見る。で、お店のちょっと強面の中国系のお姉さんに「ほら、鳥が…」と指し示したら、彼女「ああ〜」ととてつもなくつまらなさそうな声を出す。で、その途端に彼女、バタッと手のひらで植物の葉をガラスに押し付けた。ああっ!小鳥をつぶしてしまった!と驚愕のわたし。隣のおじさんも固まっている。
わたしたちの表情をよそに、平然としているお姉さん。右手のひらを開いて見せてくれた。すずめがぱかっとくちばしをあけた状態で丸まっている。「あ、きっと、ノドかわいてるんだね」と言うや、お姉さんは小鳥を水道へ連れて行った。水を与え終えると店の開いている入り口から小鳥を思いっきり放りなげた。すずめはパタパタっと飛んで行ってしまった。
ボー然としていたわたしとおじさんを前にして、お姉さんは「どうせ、またはいってくるんだから〜」と平気の平左であった。店を出たら、かわいらしいすずめたちがチュンチュンとあたりに散らばっているパン屑に集っている。怖そうなお姉さん、実は優しいヒトなんだね。それにしても、すずめを捕獲する彼女のあの瞬間芸はすごかったわ〜。

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ブルーベリー・ジャム

July 27, 2004

7月のはじめ、なぜかいきなりジャム作りに燃えた!はじめて買ったグースベリーのあまりの酸っぱさに、こりゃあジャムを作るしかない、とやってみたらば初回は大成功。グースベリー・ジャムはその後数回作ってみた。白砂糖が切れたときには、メープルシロップやコーンの砂糖で代用。それから、イチゴにクランベリーを入れたジャムも作り、それなりにおいしい。
さて、ブルーベリーを先週土曜に買ってみたものの忙しさにかまけて忘れていたら、わたしの留守中に相棒がジャムを作ったようす。いよいよ、彼も挑戦したか。いいことだ。で、今朝パンにぬって食べてみたら、ちょっと不思議な味。砂糖をケチって酸っぱい味に仕上げるのがわたし流なら、彼のは、なんだか重い…味。
「味。変だろ〜?だって、焦がしたんだも〜ん」とは彼の弁。焦がしたア??
どうりで、ここ数日、お鍋が一個見当たらないと思った…

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静岡県立中央図書館

July 26, 2004

静岡県立中央図書館に「子ども図書研究室」が今年6月18日にオープン。子どもの本の選書について、良書とはどんな本かなどなどの疑問点の解消に役立ってくれる場所となってくれることだろう。スタッフのみなさん、いろいろ大変だと思いますが、「継続は力なり」を信じて進んでいって欲しいナ。

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黒薔薇の館

July 26, 2004

夕べ観たビデオは、1969年の松竹映画「黒薔薇の館」。妖艶な美輪明宏扮するリュウコなる人物に翻弄される男達。あやしい雰囲気が充満しているこのフィルム。昭和って、ふりかえってみるとなんだか面白い時代なのかも。

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Professor Orme will be at the Osborne

July 25, 2004

Professor Nicholas Orme, author of “Medieval Children” & more will be in Toronto at the end of September. He is going to talk at the Osborne Collection, and I’m happy to be there to listen to his talk!

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Lennox Island First Nation in PEI

July 25, 2004

朝のカナダ国営放送CBCのニュース。プリンスエドワード島のレノックスアイランドにあるファーストネーション(先住民族)のコミュニティーにアボリジナル エコ ツーリズム センターが設立され、観光客誘致に力を入れている。カヤック、カヌー、ハイキングなどいろんなことができそう。「赤毛のアン」の島だけでないプリンスエドワード島。もっと宣伝されるといいなと思う。
レノックスアイランドの写真が下記サイトで見られる。Lennox Island First Nation, Prince Edward Island, Canada

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ふくやま文学館のPEI写真展

July 25, 2004

夏休みに開かれているふくやま文学館の和田悟写真展。プリンスエドワード島のうつくしい写真のみならず、モンゴメリや「赤毛のアン」のファンクラブ、バターカップスが協力して、いろんなものが展示されているようす。
企画に携わっておられる赤松さんによるとL.M.モンゴメリ研究所のベッチィー(エリザベス)・エパリーさんからとモンゴメリの末息子スチュアートの娘、ケイト・マクドナルド・バトラーさんから手書きのメッセージが届いたとのこと。
バターカップスのメンバーお手製のアンなどをイメージした人形やエプロンドレス、布コラージュのアンの本も展示されているそうだ。ファンによるアン関連の展示ってすばらしい!
わたしが送ったアンの切手シートも飾っていただいたとのこと。うれしい〜。遠いカナダからもちょっとだけ参加できたわけです。

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