アンとギルバート
大好評のミュージカル「アンとギルバート」の紹介ビデオ(日本語ナレーション)をどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=4r6kYLKkZ0Y
毎夏PEIのサマーサイドにあるJubilee Theatre (124 Harbour Drive, Summerside, Prince Edward Island) で上演されています。今年は9月26日まで。
詳細は英語の公式サイトにて。http://anneandgilbert.com/
大好評のミュージカル「アンとギルバート」の紹介ビデオ(日本語ナレーション)をどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=4r6kYLKkZ0Y
毎夏PEIのサマーサイドにあるJubilee Theatre (124 Harbour Drive, Summerside, Prince Edward Island) で上演されています。今年は9月26日まで。
詳細は英語の公式サイトにて。http://anneandgilbert.com/
拾って来た本の中の一冊、Flowers in Salt: The Beginnings of Feminist Consciousness in Modern Japanが私のツボにはまった。日本の女性教育の歴史を知る上でもおもしろい。
最近、とみに明治・大正時代の女性に関心が沸き上がって、同志社女子大学の歴史のページなど見ながら、当時海外へ留学してその後も精進された女性たちの姿に驚きつつも、実は、貧しい階層では野麦峠の時代であったこと。(ところが、その女工さんたちが日本経済を支えていたのだが…) この両極端な女性の生き様を知れば知るほど、現代の自分のんべんさに呆れ返る。平成の女性たちの多くはいったい何をしているのだろう。
夢よね、きっと、これは…
夕食後リトル・イタリー(イタリア人街)を散歩中、大好きな書店がただならぬ気配。
店の前のトラックに書籍を投げ込んでいる人がいる。店内は殆ど空っぽだけれど、まだ残っている本が床や書棚に乱雑に積んであって、どれもこれも無料で「持って行っていいよ〜」とのこと。
この本屋さんはもうすぐ引っ越すらしく、不要な本を処理していたというわけ。
それでも、とにかく夢中で何冊か拾ってきました。バーンズ詩集とか… ああ、もうちょっと早く知っていれば、箱を持って来たのに〜!!
30度を超していたであろう蒸し暑い店内をはいずりまわった宵であった。
トロントで有名な和食のお店一力さん。ここで火曜の夜はSoba Canadaさんの手打ち蕎麦が食べられると知った近所のK子さんから、「すっごく美味しいから行きましょう」とのお誘い。初対面のお二方も交え、それはそれは楽しい夕餉となりました。
いただいたお蕎麦は繊細でありながら確かな噛みごたえもあり、旨い!相棒も喜んで食べていました。つるつる〜とあっという間になくなってしまい、次回は大盛りを頼まなくてはと心に誓ったのであります。一晩20食限定なので予約は必須です。
職場に日本から三名お越しになった。いろいろ古い書籍をお見せしたのですが、たいへん興味を持って頂けて非常に嬉しくなる。ここで働いていてよかったなあと思えた日。お三方のご様子が何か通常とは異なるものを感じて、失礼ながらご職業を伺うと、分野は異なれどみなさま大学の先生/研究者でいらした。うーん、なるほど。
知識欲や探究心、いつまでも持ち続けたいなと思った日でもありました。
若かりし頃にほのかに惹かれた尾崎翠の乙女の世界。彼女の代表作のひとつ『アップルパイの午後』は、その台詞まわしの古風さに気恥ずかしさを感じながら読んだものだった。
今日は、わたしの『アップルパイの午後』が実現した日。焼いてくださった方のお名前がなんと尾崎さん!手のひら大に丸くしたパイ生地に甘煮のリンゴを載せて、それをくるんで餃子みたいな形にして、その上に卵白を塗って砂糖を振りかけてオーヴンへ。
ふわりと甘やかな香りが部屋中にひろがって、ご主人さまが煎れて下さったコーヒーとともにいただいたパイの美味しいこと!幸せ〜なアップルパイの午後のひとときでした。
義理のお母さんと彼女の連れ合いが最近ロシアに行っていた。サンクトペテルブルグにある国立美術館エルミタージュは、「きらきら美しすぎて困る。あれはゴールドを使い過ぎね」とお母さん。いつもはバックパックと自転車でヨーロッパを駆け巡る70過ぎの彼女ですが、今回は豪華客船と大型バスでの移動だったらしく、「自由がなかった。もう二度とクルーズの旅はしないわ」とのことでした。
昨日、我が職場の図書館にロシアご出身の方がお見えになりました。彼の奥様は日本の方で、先日私がブログに書いた浜野佐知監督の新作(現在撮影中)の『百合子、ダスヴィダーニヤ』にとても関心があられるとのこと。ロシア文学者湯浅芳子と作家宮本百合子の友情と人生を描いた作品に期待している(私以外の)日本人女性がトロントにいるんだ!と知って、とてもうれしくなりました。
ロシアつながりで久しぶりにUsavichも。これ好きだわ、やっぱり。一番好きなのはシーズン1の第二話。労働の時間であります。自分も労働者だからかな。お人形のマトリョーシカが可愛い。
もう何年も前に退職されたスタッフBさんが、今日職場に娘さんと一緒にやってきました。娘さんのペンフレンドがプリンスエドワード島で知り合った日本人女性ということで、図書室で販売している「赤毛のアン」のトートバッグやカナダの絵本作家のイラスト入りカードなどを買いに来られたのでした。
白髪の美しいBさんは、今や90代。以前に比べればやや背が丸みを帯びていましたが、Bさんは「足腰が弱くなってしまった」と言いつつも、ウォーカーの助けを借りてしっかり歩いていました。
もう20年ほど前ですが、トロントに来てすぐに今の図書室で働き始めたときに、とにかく何もわからない状態から出発した私は、当時70代の彼女からいろいろと教わって助けられたものでした。
今日久しぶりに明るい彼女の笑顔に再会して、過去20年ほどの記憶のアルバムがぱたぱたと音を立てて捲られていくような不思議な思いでした。Bさん、これからもお元気で。
いにしえの日本庭園のエントリーに書いたように、L.M.モンゴメリが訪ねたスコットランドの街ダラー(Dollar) 近くに、その昔日本庭園がありました。
炭坑を所有する裕福な一族の娘エラ・クリスティー(Isabella Robertson Christie: 1861-1949)の庭園でした。彼女はヴィクトリアからエドワード時代にかけて女性旅行者としてのちに名を残すことにもなるのですが、その発端は、長年病を患っていた父親が亡くなり、自由と遺産を勝ち取ったことから始まりました。父親の死後インドへ旅たち、その後も世界各地への旅を続けました。1907年に訪れた日本では、その古き庭園美につよく惹かれました。そうして自分が所有するスコットランドのコウデン城(Cowden Castle) が建つ広大な敷地の一角に日本庭園を作ることにします。
その際に、造園計画を司る日本人女性を雇うことにしました。その女性はこれまでの文献(*末尾参照)では「Taki Honda」という名で登場し、また、名古屋の「ロイヤル・スクール・オブ・ガーデン・デザイン」(Royal School of Garden at Nagoya)で学んだと記されています。
私はこれがとても不思議でたまらなかったのであります。どうして名古屋?1907年ごろの名古屋にそんな学校があったのか?それに、いくら裕福な外国人に雇われるからといって、日本人女性が当時査証をとって一人で短期移住が可能であったのかなどを、どうしても確かめたくなり、いろいろネットでサーチしていて、とうとう、その造園に関わったというTakiさんのお孫さんと連絡をとることができました。
その結果わかったことですが、おばあさまのお名前は、Taki HONDAではなく半田たきさん(後にご結婚され中目たきとなられました。)1870年久留米生まれ、1957年に岩手県水沢にて亡くなられる。お孫さんのお話では名古屋とは縁がないとのこと。京都の同志社女学校(現、同志社女子大学)を卒業。母校で教鞭を執った後に同大学の給費生として英国のスタットレー・カレッジ(Studley Horticultural & Agricultural College for Women)の園芸科に二年留学されました。その間に、「同志社女子部の母」と敬愛されているM・F・デントン(1857−1947)から、エラ・クリスティーの日本庭園を作る計画を知らされ、またクリスティー本人からも協力を求められたのでした。
ああ、これならばすべてつじつまがあう!なんだかホッとしました。
20世紀初頭に海を渡って学んだ半田たきさんは、植物学会員でもあり、生涯植物を愛し、50代の頃には果樹園も経営されたとのこと。77歳で自伝を上梓されたそうです。
今回、お孫さんとの連絡にご協力くださった日本スコットランド協会のスタッフの皆様、資料を送ってくださった長野のG様、リサーチを手伝ってくださる名古屋のA様に感謝いたします。
お孫さんによりますと、この日本庭園にお詳しい橘セツ教授とご連絡がとれたとのことです。
*
Japanese gardens in Edwardian Britain: landscape and transculturation
Setsu Tachibana, Stephen Daniels and Charles Watkins
Journal of HIstorical Geography 30 (2004) 364-394.
「世界漫遊旅行者と庭園--エラ・クリスティーの日本旅行とコウデン城の日本庭園造園」
Globe-trotters and gardening: Ella Christie and Japanese garden at Cowden Castle, Scotland
著者:橘 セツ(タチバナ セツ)
雑誌名:神戸山手大学紀要/Journal of Kobe Yamate University
出版者・編者:神戸山手大学
巻号・年月日:(10) [2008]
ページ:31〜49